すぐに施術の質が上がる3つのポイント
オイルマッサージにおいて、重要ポイントの1つが「感覚」です。
どんなに手技が上手くてもお客様が手技が感じておらず、認識していなければ意味がありません。
人の体は、手が触れることで初めて深いリラクゼーションを感じ、心身ともに癒されます。
施術中にお客様の体に触れることで、その感覚にアプローチし、ただのリラックスではなく、深い満足感を提供することができます。触れるという行為を通して、お客様の感覚に寄り添い、心地よさを最大限に引き出すことが、質の高いマッサージを生み出す鍵となります。
オイルマッサージの施術の質をすぐに向上させるための3つのポイントを以下のようにまとめました。
1. 手数を増やしてしっかり手技を感じてもらう土台を作る
オイルマッサージにおいては、手数を増やすことでお客様により深く手技を感じてもらうことが出来ます。
最初に、軽いタッチで全体を滑らかにオイルを広げ、リズムよく手を動かすことでお客様に安心感を与えます。
この段階でしっかりと手のひらや指先で手技を感じてもらうことが、後の施術において深いリラクゼーションを促す土台となります。手数を増やすことで、単調にならず、より心地よい施術へと導けます。
2. 圧の強弱をつける、特に強調したい部分はゆっくり
圧を調整することで、施術の質が大きく変わります。
全体的には、リラックス感を提供するために、圧を穏やかにすることが求められます。
しかし、特に強調したい部分や凝っている部分には、圧を強く、そしてゆっくりと加えていくことで、筋肉や体の反応を引き出しやすくなります。ゆっくりとした圧をかけることで、筋肉の緊張がほぐれやすく、より深いリラクゼーション効果が得られます。
3. 端から端までしっかり触る。スタート、折り返し、終わりを曖昧にしない
触り始めから終わりまで、手技を明確にすることが大切です。
始まりの部分や折り返し、終わりにおいて曖昧さを避け、全身の端から端までしっかりと触れることで、施術に一貫性と安心感を与えることができます。
例えば、肩から腕、背中から腰にかけて、流れるように動かしながら、手が止まらないように丁寧に触れていくことが重要です。このように、施術の全体に渡って一貫した触れ方を行うことで、お客様がより満足できる仕上がりになります。
タオルで隠れている部分以外はしっかり触るイメージを持って端から端までをキーワードに施術してみてください!
これらのポイントを意識することで、オイルマッサージの施術がより効果的で、質の高いものへと進化します。