【受賞報告】JAPAN PAIN WEEK 2025にて「奨励賞」を受賞|2万人超のデータに基づく臨床研究について
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2025年12月4日・5日に東京ビッグサイトで開催された疼痛関連学会合同カンファレンス「JAPAN PAIN WEEK(第47回日本疼痛学会、第18回日本運動器疼痛学会、第29回日本ペインリハビリテーション学会、第30回日本口腔顔面痛学会)」にて、当社スタッフを含む研究チームを代表し、当社取締役の肩 祥平が登壇いたしました。
本学会において、当社が蓄積してきたデータに基づく臨床研究を発表し、優秀演題候補の5演題に選出され、厳正な審査の結果『奨励賞』を受賞いたしましたので、ご報告いたします。

発表概要
- 学会名: JAPAN PAIN WEEK – JOINT CONFERENCE of 47th JASP, 18th JAMP, 29th JAPR and 30th JSOP
- 登壇セッション: 2万人超のデータに基づく保険外サービス利用者の心理社会的層別化とその臨床的意義
- 筆頭演者:肩 祥平(株式会社理学ボディ)
- 共同演者:岡田 直之(株式会社理学ボディ),木城 拓也(RIGAKUBODY PTE.LTD),今井 亮太(大阪河﨑リハビリテーション大学大学院)
学会での発表の様子
「痛いのに病院へ行かない」50%を超える“未受診層”の実態
今回、私たちが発表のテーマとしたのは、2万人を超える来店者データの解析から見えてきた「医療制度の狭間にいる人々」の存在です。
分析の結果、当社のサービス利用者の過半数が、医療機関を受診せずに痛みを抱え続けている方々であることが明らかになりました。彼らは決して軽症なわけではなく、「どこに行っても変わらないだろう」と諦めてしまっているケースが少なくありません。
私たちはこのデータに基づき、感覚的な施術ではなく、根拠を持って危険な兆候を察知し、速やかに医師へとつなぐ「新しい医療連携の仕組み」を提唱しました。
医師・研究者からの評価
本発表は、多くの医師や研究者の方々からも『今の医療に必要な研究である』との評価をいただきました。 保険外サービスだからこそアプローチできる領域があり、それが地域医療を補完する重要な役割を果たすという点が、学術的な場においても認められた瞬間でした。
私たちが目指す「社会的な責任」
今回の登壇を通じて私たちが伝えたかった最大のメッセージは、「保険外だからこそ、救える層がいる」ということです。
株式会社理学ボディは、単なる整体サービスの枠に留まりません。臨床データに基づいた科学的なアプローチと、医療機関との適切な連携を通じて、地域医療の隙間を埋めるプロフェッショナル集団でありたいと考えています。
今後も、目の前のお客様を救うことはもちろん、学術的な研究・発表を通じて業界全体の質の向上と、セラピストの社会的地位の確立に貢献してまいります。
■ 共に「セラピストの新たな可能性を拓く」仲間を募集しています
株式会社理学ボディでは、臨床の最前線で技術を磨くだけでなく、こうした学術研究やデータ解析を通じて、共に社会に新しい価値を提案したいセラピストを募集しています。 「専門性を高め、社会的意義のある仕事がしたい」という方は、ぜひ採用ページをご覧ください。
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青山筋膜整体 理学BODY

「青山筋膜整体理学BODY」では、“通わせない整体”をコンセプトに全国102店舗を展開。(2025年10月現在)業界で主流となっている回数券の販売を行わず、最短3回以内での症状改善を目指す方針を掲げているのが特徴です。
慢性的な痛みに悩む方々にとって、通っていただく回数や改善への不安は痛みへのケアを断念させる大きな要因となります。そこで「青山筋膜整体理学BODY」では、痛みをできるだけ早期に改善し、快適な日常生活を取り戻せるようサポートしています。
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