参議院議員 田中まさし氏との対談を実施いたしました

2025.7.8

この度、当社代表の木城拓也が、参議院議員で理学療法士の国家資格をお持ちの田中まさし氏と、理学療法士の現状と未来について対談を行いました。

創業当時より理学療法士の皆様の処遇改善と専門職としての地位向上を理念として掲げてきた当社は、本対談を通じて、現場で活動する理学療法士の皆様が抱える課題や声、そして未来への期待を、広く社会に届ける一助となればと願い参加いたしました。理学療法士がより専門性を発揮し、社会に貢献できる環境を創出するため、活発な意見交換を行うことができました。

対談で語られた主なテーマ

理学療法士の待遇改善とキャリア評価の仕組みについて

田中議員からは、国会議員としての活動を通じて、理学療法士の皆様が直面する具体的な課題、例えば不要な業務の削減や、医療機関以外の場で働く理学療法士の法律上の身分を明確にすることなど、多岐にわたる政策提言に取り組んでいらっしゃるというお話がありました。
特に、理学療法士のスキル向上に見合った評価が給与や待遇に反映されにくい現状に対し、認定資格や専門資格の制度を外部から客観的に評価可能なものへと改善し、それを診療報酬に適切に反映させる必要性があるとのご指摘がありました。

理学ボディから伝える現場の「生の声」

当社代表の木城からは、日本全国で整体100店舗、ピラティススタジオ80店舗を運営し、アジア太平洋地域にも事業を展開している理学ボディの活動をご紹介させていただきました。その中で、木城の理学療法士としての経験の中からも聞こえてくる現場の具体的な質問や悩みを田中議員にお伝えし、特に給与や待遇面に関する声について意見交換を行いました。

賃金向上への具体的な動きと今後の可能性

田中議員は、現在の物価高騰を考慮し、国の方針としても診療報酬や介護報酬の引き上げを通じて、理学療法士の賃金を向上させる方向で動いていることを強調されました。また、今後、安定した経営基盤を持つ病院や、急性期医療を提供する病院などが、より待遇改善の対象となりやすいという具体的な見解も示されました。

独立開業の可能性と地域医療での役割

海外の理学療法士制度や開業権についても話題が及びました。日本での独立開業権導入はすぐには難しいものの、今後検討の余地があるとの見解が示されました。

専門職の未来を拓く「政治参加の重要性」

対談の最後には、理学療法士出身の議員が専門家として政策形成に関与することの重要性が語られました。田中議員は、業界全体の改善に繋がるとして、理学療法士の皆様に対して、より積極的に政治に関心を持ち、選挙に参加することの意義を伝えられました。


今回の対談を通じて、理学療法士の皆様の課題解決に向けた建設的な対話が実現し、今後の展望を共有できたことを大変意義深く感じております。理学ボディは、今後も理学療法士の皆様がより働きがいを感じ、専門性を高められる環境づくりに貢献できるよう、積極的な情報発信と業界内外の連携を推進してまいります。

本対談の模様は、田中まさし参議院議員の公式YouTubeチャンネルにて公開されております。ぜひご覧ください。

【対談動画はこちら】
https://www.youtube.com/live/p_jp6TmajZ0?si=SIkTc5xVJTE7r8KT

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