シンスプリントに効くマッサージが知りたい!!
シンスプリントの治し方が知りたい!!
この記事を読んでいるあなたは、
シンスプリントのマッサージや治し方などを知りたいと思っていると思います。
多くの人は病院でシンスプリントと言われても、
「痛みが引くまでは練習はしばらくお休みして、リハビリに来てね」
みたいに言われる人は多いです。
しかし、以下のような人が多いのが現実です。
- 来月大会だし休めない
- 部活が忙しくて休めない
- リハビリ行っても治らない
- 全然よくならない
私も高校まで部活で野球をしていたので、その気持ちはよくわかります。
おそらく多くの人は、
シンスプリントに効くマッサージが知りたい
シンスプリントの治し方が知りたい
などと思っていると思いますが、
多くの人は間違った治し方をしています。
間違ったシンスプリントの治し方をしていては、
なかなか治らないだけでなく疲労骨折などに繋がる事もあるため、
シンスプリントに効果的なマッサージなどを動画で紹介していきたいと思います。
※当院では、国際的に認知されている筋膜リリースという技法を用いてあなたの痛みを即時的に解消する施術を行っております。
当院だからこそ出来る筋膜リリースの施術やその驚きの効果についてもっと詳しく知りたい方は、下記の記事を覗いてみてください。
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目次
シンスプリントについて
まずは、シンスプリントについて解説をしてきます。
シンスプリントとは?
シンスプリントは、
スネの内側についている筋肉が骨を引っ張る事で痛みが出ている状態の事をいいます。
シンスプリントは、「脛骨過労性骨膜炎(けいこつかろうせいこつまくえん)」とも呼ばれ、すねの骨(脛骨)にくっ付いている骨膜(≒筋肉)が炎症している状態です。
症状は人によって様々ですが、このような症状がみられる事が多いです。
- 走ると痛い
- ジャンプをすると痛い
- しゃがむと痛い
- 押すと痛い
- ジーンとする
- ピリピリする
- 歩くだけでも痛い
初めは痛いだけですが、
痛みが強くなると歩く事も困難になってしまう人もいたりします。
初期の段階では、運動後に“ジーンとする鈍痛”を感じるだけですが、次第に運動中も痛みを感じるようになります。
さらに進行すると、安静にしているときにも痛むようになり、次第に歩行困難となります。
- すねの下から1/3くらいの内側あたりに痛み・腫れ
- すねの下の方の内側を押すと痛い
- 安静にしていても痛みを感じて、歩けなくなる
スポーツだけでなく日常生活に支障を来さないようにするためにも、症状が軽いうちに適切な処置を受けることが大切です。
実際にシンスプリントが悪化すると疲労骨折になってしまい、
疲労骨折になってしまうとマッサージやストレッチで治せないどころか、
治るまで長い期間が必要になってしまいます。
※シンスプリントが疲労骨折になってしまうケースや、その見分け方は以下の記事にわかりやすくまとめています。
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なので、シンスプリントは悪化する前にマッサージやストレッチなどで治しておく事が大切です。
そのためにもシンスプリントの治し方をしっかりと理解しておきましょう!
シンスプリントの原因
では、シンスプリントはなぜなってしまうのでしょうか?
原因は2つあります。
1.使いすぎ
シンスプリントは運動をたくさんしている人や、激しい運動をしている人がなりやすいです。
逆に運動をあまりしていない人もシンスプリントになる事はあります。
シンスプリントは、スネの内側についている筋肉がスネの骨を引っ張る事で痛みを出すので、
簡単に言うとスネの内側の筋肉を使いすぎていると言うことになります。
その中でも、特に以下の条件に当てはまる人は
シンスプリントになりやすかったりします。
- 長く走る・ジャンプが多いスポーツを熱心に行っている
- 中高生(特に新人選手)
- 急に激しい運動を再開した成人
- シーズン初期の競技者
- 足のアライメント(≒骨や関節の形)に異常がある
実際にシンスプリントは学生さんに多いですが、
成人になって運動を再開した人もなったりします。
これは、
- スネの内側の筋肉の使いすぎ
- 急に負担がかかってしまう
などが影響していると考えられています。
2.筋肉が硬い
シンスプリントはスネの内側の筋肉の問題なので、
単純に筋肉が硬い人も痛くなったりします。
実際に昔から体が硬い人はシンスプリントになる確率が高い印象があります。
このようなケースではストレッチやマッサージが効果的になります。
※シンスプリントがなかなか治らない人の本当の理由や再発の原因については下記の記事にわかりやすくまとめています。
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こんなシンスプリントの治し方はNG
ここから先はシンスプリントの治し方について解説をしていきますが、
まず先にシンスプリントでやってはいけない治し方から解説をしていきます。
痛いけど運動を続ける
基本的にシンスプリントは自然に治る人もいれば、
自然に治らない人の方が多くいます。
そのため、痛いけど運動を続けていて
治る人はほとんどいません。
しかし、シンスプリントになる人の多くは運動をしている人が多く、
痛みが出ても運動を続けている人が多い印象です。
しかし、シンスプリントは運動をするとどんどん悪化する人が多いため、
まずは治す事に専念した方がいいです。
実際に運動を続けてしまうと、
後ほど紹介する疲労骨折に繋がってしまう事も多いです。
痛みが強いのに筋トレをする
シンスプリントの間違った治し方の1つに、
無理な筋トレがあります。
人によってはシンスプリントは足の筋力が弱いからなる!
と考える人もいます。
しかし、基本的にシンスプリントの人は
筋トレで痛みが悪化する人が多いです。
ですので、筋トレよりは後ほど紹介する
マッサージの方が治し方としては適しています。
シンスプリントの対処法
シンスプリントの対処法は大きく分けて3つあります。
※当店では運動を中止することなく、シンスプリントの痛み改善が可能な施術を行っています。
その詳しい内容は以下の記事にまとめています。
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1.マッサージ
シンスプリントはスネの内側の筋肉が硬いから、
筋肉のマッサージをする事があります。
具体的なマッサージ方法については、後ほど動画付きでも解説をします。
※上記の他に当店では効果的に痛みを改善出来るよう、あなたの痛みに効くおすすめの筋膜リリース動画をLINEから無料でお伝えしています。
2.テーピング
シンスプリンはスネの内側の骨に負担がかかっているから、
テーピングで負担を減らそうと思う人もいます。
確かにテーピングをする事で負担が軽減して
痛みが軽減する事もあるため、運動をする人などには効果的です。
しかし、あくまでテーピングは負担を減らすためのものであって、
治すためのものではない事を理解しておきましょう!
なので、治す事も別で考える必要があります。
また、テーピングやサポーターには注意点もあります。
※詳細は下記の記事にわかりやすくまとめています。
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3.インソール
人によっては、足の形の問題でスネの内側に負担がかかると考える人もおり、
インソールを作って負担を減らそうとする人もいます。
確かに理にかなっている気もしますが、
インソールを入れたからといってシンスプリントが治る人は
ほとんどみた事がありません。
なのでインソールを積極的にする事はあまりオススメできず、
どうしても治らない場合にのみ考えればいいと思います。
マッサージやストレッチの注意点
ここからはシンスプリントに対するマッサージを紹介しますが、
マッサージやストレッチをする際に必ず気を付けてほしいことが2つあります。
これを守らないと余計に症状が悪化してしまうこともあるので
必ず目を通して気を付けてください。
疲労骨折を疑うケース
シンスプリントで以下に当てはまる人は注意が必要です。
- 何もしていなくても痛い
- 我慢できないくらい痛い
この場合は疲労骨折しているケースがあります。
ですので、ストレッチやマッサージよりも
必ずアイシングを実施してください。
そして時間をみつけてすぐに病院へ行ってください。
この場合、近所の接骨院ではなく必ず病院へ行ってください。
疲労骨折の場合は患部を見ただけでは
たいていの場合わかりません。
ですので、レントゲンかMRIを撮ることのできる整形外科を受診してください。
シンスプリントに効くマッサージ方法
まずはシンスプリントに効くマッサージを3つ紹介します。
1.後脛骨筋のマッサージ
まずは後脛骨筋のマッサージについてです。
後脛骨筋はふくらはぎの内側の奥にあります。
写真の場所を参考にして後脛骨筋の周辺を指で指圧し、セルフマッサージをしてください。
硬い場所や痛い場所のマッサージが有効なケースが多いです。
シンスプリントはこの後脛骨筋が骨膜を引っ張ることにより、
炎症が生じているケースが多いため、
マッサージによって筋肉をほぐして緊張を減らすことが目的になります。
骨膜をこの筋肉が引っ張って痛みを出しているため、
ここに関してはストレッチでさらに伸ばすことはしない方がいいです。
引っ張られてて痛い場所をさらに引っ張ってしまう事になるためです。
なので炎症がおさまるまでは、
ストレッチではなくセルフマッサージをおこなうようにしてください。
こちらの動画でも治し方を解説しています。
2.スネの内側のマッサージ
2つ目はスネの内側で
シンスプリントに影響する筋肉が交差する場所です。
ここは癒着が起きて筋肉の滑走性が低下し、
問題になりやすいポイントになります。
ここの滑走性が低下すると、
- ジャンプやステップ
- 踏切り動作
- ランニング時
などで指を過剰に曲げてしまう動きにつながります。
そのため、ここを指圧ながら足首を上下に動かしてあげると滑走性の改善もはかれるためなおよいです!
※見ずらい絵でごめんなさい。
もちろん、ここの場所の周辺をこの動画のようにマッサージする事もシンスプリントには効果的です。
3.モモの内側のマッサージ
3つ目はモモの内側のマッサージです。
こちらの動画で治し方を解説しています。
ここはモモの内側ですが、先ほど紹介した2つの場所と筋膜で繋がっている場所なので、
この場所もシンスプリントの痛みに関係しやすいです。
全体的なマッサージ
このマッサージは、
シンスプリントで痛みが強い場所は避けてマッサージしてください。
初めから痛い場所の近くをマッサージすると
痛みが悪化する可能性もあります。
筋肉へのマッサージで治らない場合
ここまではシンスプリントに効果的なマッサージを紹介しました。
これらのマッサージで治る人もいれば、
治らない人もいます。
では、マッサージで治らない人は何が原因なのでしょうか?
それが筋膜です。
今までは筋肉が原因だと考えられていたシンスプリントですが、
近年になって筋肉を包んでいる筋膜も痛みの原因である事がわかってきています。
なので、マッサージで治らない人は、
筋肉ではなく筋膜をほぐすのが正しい治し方です。
筋膜とは
筋膜は上記のように筋肉を1本1本包んでいる薄い膜です。
筋肉は筋膜に包まれているため、例え筋肉に問題がなくても筋膜が硬い事で、
包まれている筋肉も硬くなってしまいます。
なので、筋肉が問題でシンスプリントになっていたと考えられていた人も、
実は筋膜が原因だった事もあります。
そのような場合は、
筋肉へのマッサージでは効果がなく、
筋膜をマッサージする事でシンスプリントの痛みが改善します。
なので、ここまで紹介した
マッサージをしても治らない人は、筋膜をほぐす事が必要です。
さらに筋膜が原因の場合は、
もう1つ考えなければいけない事があります。
それが、筋膜は全身繋がっているため、
スネの周りの筋膜だけが原因ではないと言う事です。
筋膜はこのように全身繋がっているため、
人によってはモモや股関節周りの筋膜が硬くてもシンスプリントになったりします。
ここまで聞いてもイメージがしにくいと思いますので、
実際にマッサージで治らなかったシンスプリントが、
筋膜をほぐす事で痛みが改善したケースを3例紹介します。
シンスプリントが筋膜のマッサージで改善した例
今回は、筋肉のマッサージでシンスプリントが治らなかった3名を紹介します。
実際に当院には、マッサージで治らなかった人がたくさん来られますが、
多くの人は硬くなった筋膜をほぐす事で痛みが改善するケースが多いです。
1.バレーボール選手の例
- 女子大生
- 両足のスネが痛い
- ジャンプで痛い
- 体重をかけると痛い
- 階段でも痛い
痛い動きは以下の通りです。
痛いのはスネですが、
筋膜が硬い場所は他にもたくさんありました。
このケースでは、
以下の場所の硬い筋膜をマッサージしました。
その結果は以下の動画をご覧ください。
2.サッカー選手の例
- 高校2年生の男子
- 走ると痛い
- 休んでも治らない
痛いのはスネですが、
筋膜が硬い場所は他にもたくさんありました。
このケースでは、以下の場所の硬い筋膜をマッサージしました。
その結果、
痛みがなくなりました。
また、後日お母さんから連絡もいただけました。
3.バドミントン選手の例
- 高校2年生の男子
- 成績は関東でも上位
- 痛すぎて退部になった
痛いのはスネですが、
筋膜が硬い場所は他にもたくさんありました。
このケースでは、以下の場所の硬い筋膜をマッサージしました。
施術の結果、痛みは大幅に軽減しました。
また、後日お母さんから連絡がきました。
このように、シンスプリントは
スネと繋がっている筋膜をマッサージする事で改善ができる可能性が高いです。
当院で行っている筋膜の施術に関しては、
以下の動画と記事にも詳しく書いてあります。
シンスプリントに関してもっと気になる方はこちらをご覧ください。
マッサージなどでシンスプリントが治らない人へ
今回紹介した治し方を試してみても
- 症状が変わらない方
- シンスプリントを根本から治したい方
は私たちに一度ご相談ください。
もちろん全員ではありませんが、
多くのシンスプリントの痛みが
1~3回程度の施術で改善しています。
投稿者プロフィール
-
理学療法士の国家資格を取得後、都内のスポーツ整形外科クリニックで医師と連携しつつプロスポーツ選手や箱根駅伝選手などを担当し、技術を磨いてきました。
その過程でイタリアの医師が考案した国際コースである『Fascial manipulation(筋膜マニピュレーション)』のコースを修了しています。
筋膜を通じて痛みに悩まされている人を救いたいです。