「整体にはどれくらいの頻度で通うべき?」
「月に1回のペースでも効果は出る?」
このような疑問を持つ方は、多いかもしれません。
この記事では、「通わせない整体」を全国に展開している理学療法士の立場から、整体に通う頻度の目安について詳しく解説していきます。
「必要以上に通うのではなく、確かな効果を実感したい」という方に向け、無理なく効果を感じられる頻度について、具体的なアドバイスをお伝えしていきます。
目次
整体に通う頻度の目安はどれくらい?
整体に通う頻度は、症状の種類や施術の目的によって異なります。
「どれくらいの頻度で通うべきか?」
という質問を受けることも多いですが、それは自分の身体の状態や段階に合わせて変化します。
整体では、初期の段階で集中的な施術が必要な時期と、回復に向けた施術が適した時期、メンテナンスを目的としたチェックが必要な時期があります。
以下に、整体に通う頻度の目安を3つの時期に分けて詳しくご説明します。
- 初期段階
- 回復期
- メンテナンス期
整体に通う頻度:初期
初期の時期は、痛みや違和感、しびれなど、身体に何らかの不調を抱えていることから、早期回復に向けた集中的なアプローチが必要なケースが多いです。
初期に施術の間隔を空けすぎると、施術による変化が戻ってしまったり、施術の効果を適切に判断できないなどの理由から回復が遅れてしまう可能性があります。
さらに初期段階では、身体に長期間蓄積された問題が表面化しているケースが多く、このため好転反応が現れることもあります。
(※好転反応とは、施術後に一時的に現れる症状で、体が回復に向かう過程で起こる自然な反応です。)
具体的には、痛みやだるさ、眠気、発熱などが挙げられますが、これらは血流の改善や老廃物の排出が進むことで体に変化が生じるためです。
一時的なものであり、悪い反応ではなく、体が正常な状態に近づいているサインといえます。
整体に通う頻度:回復期
回復期は、初期段階での集中的な施術により痛みや違和感が軽減し、身体の調子が整いつつありますが、再発を防ぐための継続的なケアが欠かせません。
この時期の施術の目的は、さらに症状を改善し、身体のバランスを整えて安定した状態を維持することにあります。
そのため、施術を受ける間隔を徐々に広げつつも、定期的なケアを継続することが重要です。施術の経過を見ながら、身体の反応に応じて施術内容を適切に調整していきます。
症状が軽減しているとはいえ、ここで油断して施術間隔を長くすると、再発のリスクが高まるので注意が必要です。
具体的には、週に1回程度の施術を1カ月ほど続けることが理想的です。
回復期に週1回の施術を推奨する理由は、症状が一定のレベルまで改善しても、まだ完全には回復していないためです。
注意深く施術を継続することで、回復期を終え、次のメンテナンス期へとスムーズに移行し、より健康的で安定した状態を維持できるようになります。
整体に通う頻度:メンテナンス期
メンテナンス期とは、痛みや違和感が改善し、身体の調子が安定した状態の時期です。
この段階では、不調を感じることがほとんどなくなり、施術の必要性も減少しますが、完全に問題が解消されたわけではありません。
例えば、「捻挫の痛みは治ったけど、後遺症の影響で足首が不安定でまた捻りそう」「腰痛は治まったけれど、長時間座っていると違和感が出る」といった状態が当てはまります。
このような日々の生活で蓄積される身体の歪みや負担をリセットし、良好な身体の状態を維持することが施術の目的になります。
この時期の具体的な頻度としては、月に1回程度の施術を受けることが理想的です。
月に1回の施術が十分とされる理由は、身体の状態が安定しているためで、過剰な施術はかえって身体に負担をかける可能性もあるからです。
この適度な間隔でのケアは、身体の自然な回復力をサポートし、再発や新たな不調の発生を効果的に防ぐことができます。
さらに、メンテナンス期は施術の頻度が減る分、経済的にも通いやすくなります。
当院、理学ボディでは、メンテナンス期(4回目以降、月に1回)に適した割引料金を提供しており、無理なく健康維持を続けられる環境を整えています。
長期的な健康管理を経済面でもサポートすることで、より快適に通院を続けていただけます。
整体に通えないときの対処法
整体に通う頻度についての目安を伝えてきましたが、実際には忙しくて通いたくても通うことができないという方もいるでしょう。
例えば、子どもがいる、仕事や学校が忙しい、遠方に住んでいるなど、物理的に通うことが難しい場合もあります。
このような状況では、整体に通うこと自体が負担になり、かえってストレスを感じてしまうこともあります。
そのようなとき、痛みや不調を改善するためのセルフケアを取り入れることで、整体に通えない間でも健康管理を続けることが可能です。
ただし、無理にストレッチを行ったり、強い力で揉みすぎることは、逆に身体に負担をかけ、不調を引き起こす可能性があるため十分注意しましょう。
また、通わなくていい整体も選択肢として有効ですので、自分のライフスタイルに合った方法を見つけましょう。
ここからは、整体に通うことが難しい時にできるセルフケアや、通わなくてもいい整体の解説や紹介をしていきます。
通えない時にできるセルフケア
整体に通う頻度が重要だと理解していても、どうしても物理的な理由で通えないことがあります。
そのような場合は、自宅でもできるセルフケアを取り入れることが効果的です。
もし、通えないことが事前に分かっている場合は、施術時にその旨を伝え、専門家からセルフケアの方法について以下のようなアドバイスをもらっておくと安心です。
- 自宅でできるストレッチやマッサージ、エクササイズの方法
- セルフケアを行うタイミングと頻度
- 正しいフォームや注意点
専門家からのアドバイスを受けることで、自分一人ではなかなか気づかないポイントを知ることができ、さらに効果的に身体をケアできます。
セルフケアはできるだけ毎日行うのが理想ですが、忙しい時には複数回に分けて行うことも十分効果的です。
特に肩こりや腰痛を感じる時は、1回に多くのケアをするよりも、少しずつ行う方が改善につながりやすいです。
ただし、セルフケアを行う際には注意点もあるので、以下をのことを心がけてください。
- 痛みがある場合は無理をしない
- 力を入れすぎず、リラックスした状態で行う
- 違和感を感じたらケアを中止し、必要に応じて休養を取る
身体の反応を見ながらセルフケアを続けていき、大丈夫だと感じたらさらにケアの頻度を調整していきましょう。
また、日常生活の中で姿勢に気をつけることも非常に重要です。
特に猫背や姿勢不良は、身体に余計な負担をかけ、痛みや違和感の原因になりやすいです。
日常的に姿勢が悪いと感じる場合は、無理のない範囲でストレッチを取り入れ、意識的に姿勢を正すことを心がけましょう。
さらに、日常生活の中で気を付けるべきポイントとして、以下も有効です。
- 適度な運動
- 十分な睡眠時間を確保する
- バランスの取れた食事
これらを意識して実践することで、身体の回復力を高め、セルフケアの効果を最大限に引き出すことができます。
通わなくていい整体もある
「整体に通うことが身体の不調改善において重要だ」というのは広く知られていますが、「整体に通うこと」は、あくまで症状の改善を目指す手段の一つであり、通院そのものが目的ではありません。
そのため、実は必ずしも頻繁に通う必要がないケースもあります。
特に、当院、理学ボディでは、短期間での改善を目指す「通わせない整体」を提供しています。このアプローチでは、症状の原因を的確に把握し、最小限の施術で改善を図ることを重視しており、3回以内の改善を目指しています。
当院の施術の特徴や3回以内で痛みの改善ができる秘訣は、
「下記の記事(↓)」でわかりやすく解説しています。
関連記事:【リピートさせない整体】3回以内の改善にこだわる『理学ボディ』
また、「通わなくていい整体」とは、症状の原因を特定し、必要な施術を最低限の頻度で提供するだけでなく、自宅でできるケアをサポートするスタイルも指します。
具体的には、姿勢の改善や、猫背の矯正、ストレッチや運動といったセルフケアの提案を行います。
これにより、定期的に整体に通う負担を減らし、仕事や家庭のスケジュールに影響を与えにくくなります。
セルフケアの重要性は、特に日常生活での習慣に関わっています。例えば、長時間のデスクワークやスマホの使用が原因となって身体に違和感や痛みを引き起こすことがあります。
そのため、生活習慣を見直し、頬杖をつくなどの悪い姿勢を改善することが重要です。自宅でできる簡単なケアやストレッチを習慣化することで、痛みの予防や改善が期待できます。
また、定期的な相談をすることで、状態に応じた適切なアドバイスが得られ、身体の状態を継続的に調整することができます。こうしたアプローチにより、通院の頻度を抑えながらも、健康を維持し続けることが可能です。
理学ボディでは、お客様の状態やライフスタイルに応じて具体的にアドバイスを行い、生活に負担をかけない形での身体の不調改善を目指しています。
そのため、忙しい日々の中で長期的な通院が難しい方や、定期的な通院に抵抗がある方にもおすすめです。
「通わせない整体」3回以内の改善を目指す理学ボディ
「整体はどのくらい通えばいいのか」「頻繁に通うのは大変…」といったお悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
特に、整体に通う頻度が高くなると、時間的・金銭的な負担が大きくなるため、「通うのをためらってしまう」という方も少なくありません。
こうした場合の具体的な対処法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事:整体・整骨院は高いし通えない人必見!5つの対処法と通えない人におすすめの情報
従来の整体院や整骨院では、回数券の販売や「定期的に通うこと」を前提とした施術計画が一般的です。しかし、頻繁な通院が必要になると、負担が増して施術を継続することが難しくなり、結果として改善までの道のりが遠のいてしまうこともあります。
そんな方にこそおすすめしたいのが、当院、筋膜整体理学ボディの「通わせない整体」です。
当院では、「3回以内での改善」を目指し、無駄な通院を最小限に抑える施術方針を採用しています。従来のように長期間の通院を前提とした回数券販売型の整体とは異なり、患者さん一人ひとりの状態に合わせて最短での改善を目指しています。
私たちが「3回以内での改善」にこだわる理由は、患者さんの身体の不調からくる日常生活への支障をいち早く取り除き、痛みや不調から解放したいという思いがあるからです。
もちろん、すべての方が3回以内で改善するわけではありません。症状の重さや身体の状態によっては、より多くの施術回数が必要な場合や、私たちの力不足で思うような結果が得られないケースもあります。
それでも、私たちは、はじめから長期間通院させることを前提に施術を行うような方針は取りたくないと考えています。患者さんの時間的・金銭的な負担を軽減するためにも、必要な施術に集中し、効率よく改善を目指すことを大切にしています。
当院の「通わせない整体」についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
関連記事:【リピートさせない】3回以内の改善にこだわる整体院『理学ボディ』
当院の3回以内での改善にこだわるスタイルは、通院のスケジュールに追われることなく体調を整える方法として、多くの患者様に高い満足度をいただいています。
また、当院では短期間で効果を実感していただいた後も、必要に応じてメンテナンスのお手伝いや、ストレッチやマッサージといったセルフケアの具体的なアドバイスを提供しています。
これにより、ご自宅でも健康を維持しやすく、より良い状態を長く保つことが可能です。
整体に通う頻度の目安【まとめ】
整体に通う頻度は、身体の状態や改善したい症状の段階によって異なります。
初期は痛みや違和感の解消を目指して集中的に通い、回復期には間隔を空けながら身体の改善を進めます。そして、痛みが落ち着いた後は再発予防を目的に月に1回のメンテナンス施術が目安となります。
もし通えない場合や継続が難しい場合には、自宅でできるストレッチやセルフケアを取り入れることが大切です。
日常生活の中での体のケアを習慣にすることで、健康を維持する手助けになります。また、定期的な姿勢の見直しや、生活習慣の改善も効果的です。
さらに、「通わなくてもいい整体」という選択肢もあります。多くの整体院では、頻繁な通院を前提とした施術計画を提案していますが、理学ボディでは、3回以内での改善を目指し、無理に通い続けることなく、効果を実感していただけるスタイルを提供しています。
当院の施術について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
関連記事:筋膜リリース専門の整体院|本当に効果のある施術を解説!
整体に通う上で重要なのは、自分の身体の状態や生活習慣に合わせた通い方を選ぶことです。整体に通う目的は、身体を整え、快適な生活を取り戻すことです。無理のない頻度で、自分に合ったスタイルを見つけていきましょう。
投稿者プロフィール
- 作業療法士の国家資格を所持。児童発達から精神福祉まで幅広い分野での経験を活かし、読者目線に寄り添った記事の執筆が得意です。
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