- 肘を伸ばすと痛い
この記事を読んでいるあなたは肘を伸ばすと痛い事で悩んでいるのではないでしょうか?
実際に肘を伸ばすと痛い人は当院にたくさん来られます。
その中で、肘を伸ばすと痛い人には、ある2つの特徴があることに気がつきました。
この2つの特徴こそが、肘を伸ばすと痛い症状を改善させるヒントになると思いますので、この記事を通して説明をさせていただきます。
最後には実際の改善例も紹介させていただきますので、最後まで読んでいただくことをオススメします。
肘を伸ばすと痛い人の2つの特徴
肘を伸ばすと痛い人には2つの特徴があります。
1.病院や整体に行っても治らなかった人が多い
多くの人は、当院に来られる前に
- 病院
- 整体
- 整骨院
などに通っていた人でした。
しかし、そこでは治らなかったみたいです。
なぜでしょうか?
それは、治療法が間違っているからです。
多くの人は、肘を伸ばすと痛い場合、
- マッサージ
- ストレッチ
- 湿布
- 安静にする
などをしましょう!と言われたり、そのような施術を受ける事があります。
しかし、これらは間違っているんです。
実際にこれらの施術を受けても治っていませんもんね?
なので、これらでは治らないんです。
2.筋膜が硬くなっている人が多い
先ほどの治療法は筋肉に対してのアプローチです。
しかし、肘を伸ばすと痛い場合の本当の原因は筋肉ではなく、筋膜である事が多いんです。
筋膜とは筋肉を包んでいる膜の事で、全身を包むように繋がっています。
この筋膜は筋肉を包んでいるので、筋膜が硬くなる事で筋肉の動きも悪くなります。
しかし、多くの人は、筋肉の動きが悪い問題は筋肉の問題と考えており、筋肉を包んでいる筋膜の問題とは考えない事が多いです。
だから、治らないんです。
実際に肘を伸ばすと痛い人は、肘と繋がっている筋膜が硬くなっている人が多いです。
と言われてもイメージしにくいかと思いますので、実際の改善例を通して説明させていただきます。
肘を伸ばすと痛いTさん
Tさんは50代の女性で、仕事は語学学校の教師をされています。
普段から特別肘をよく使う仕事というわけではないのですが、今年の初めからなんのきっかけもなく肘が痛くなってしまったそうです。
その後もなかなか肘の痛みは改善せず生活に支障をきたしはじめてきたため、Tさんは整形外科に行かれたそうですが、そこでは具体的な病態の説明は受けずに、湿布や薬をもらっただけで全く効果はなかったとのことです。
Tさんの痛みを確認
次にTさんにどういった動きで痛いか伺うと
そして
とのことでした。
特に朝起きた時は痛みが強く、その時は腕を動かすだけで痛いような状態だそうです。
Tさんの筋膜をチェック
次にTさんの筋膜の硬さを確認していくと・・・
- 親指と人差し指の間
- 肩甲骨の上の方
- 肘の少し上の外側
に筋膜の硬いところが見つかりました。
このように肘を伸ばすと痛いからと言って、肘に問題があるわけではなく、肘と繋がっている筋膜に問題がある事が多いです。
ですので、肘周りの筋肉にアプローチしても治らない理由がわかります。
そして、この筋膜の硬さを丁寧に1つずつ解消していくと、肘を伸ばしたり曲げたりできるようになりました!
▼その時の様子を動画にさせていただきました。
まだ1度しか施術していないので、硬さを取り切れなかった部分もあり、また後日痛みが少しでてしまう可能性はありますが、方向性は間違っていないため、今回取り切れなかった同じ筋膜の硬いところを、しっかり取り除いていきます。
当院で行っている筋膜の施術に関しては、以下の動画と記事にも詳しく書いてあります。
このように、肘を伸ばすと痛いケースでは、1回の施術でも明らかな効果が出るケースが多いです。
実際に当院では3回以内の施術で痛みを改善することを目指しており、肘の痛みであれば概ね3回以内に改善するケースが多い印象です。
そのため、あなたの肘の痛みも3回以内に改善できるかもしれません。
- 整体や整骨院など、どこに行っても治らないという方
- 原因不明と医者から言われたことがある方
力になれるかもしれません。
是非1度私にご相談ください。
投稿者プロフィール
-
理学療法士の国家資格を取得後、都内のスポーツ整形外科クリニックで医師と連携しつつプロスポーツ選手や箱根駅伝選手などを担当し、技術を磨いてきました。
その過程でイタリアの医師が考案した国際コースである『Fascial manipulation(筋膜マニピュレーション)』のコースを修了しています。
筋膜を通じて痛みに悩まされている人を救いたいです。